2025年8月13日

お寺を訪れるときの基本マナーとルール

タイのお寺(ワット)は、観光名所であると同時に、多くの地元の人にとっては信仰の場であり神聖な空間です。
気持ちよく参拝するためにも、以下のポイントに気をつけましょう。


1. 肌の露出を控えた服装を

  • 避けたい服装:ノースリーブ・キャミソール・ショートパンツ・ミニスカート
  • 理想的な服装
    • 男性:Tシャツ&ロングパンツ
    • 女性:袖ありのトップス&膝が隠れるスカート or ワイドパンツ
  • ※寺院によっては入り口で服装チェックがあり、羽織る布(サロン)を貸してくれることもあります

2. 靴は脱いでから堂内へ

  • 本堂や仏像のある建物(ウィハーン)に入る際は、必ず靴を脱ぎます
  • 靴置き場にきちんと揃えて置くのがマナーです。
  • サンダルでもOKですが、脱ぎやすい靴がおすすめです。

3. 仏像の前では静かに・敬意をもって

  • 大声で話したり、笑ったりするのはNG。
  • 仏像に向かって足を伸ばしたり、座る位置が仏像より高くなるのも失礼にあたります。
  • 写真撮影OKの場所も多いですが、フラッシュやポーズに注意
    • 仏像と一緒に「ふざけたポーズ」で写るのは失礼とされます。

4. 女性は僧侶に触れてはいけません

  • タイ仏教では、女性が僧侶の体や衣に触れることは禁じられています
  • お布施などを手渡す場合は、布や皿の上を通すようにしましょう。

5. 寄付やお布施は自由ですが歓迎されます

  • 参拝時に小額の寄付(20~100バーツ程度)をすると喜ばれます。
  • 「タンブン(功徳を積む)」として善行とされるので、現地の文化を体験する意味でもおすすめ。

6. 写真撮影は場所ごとのルールを確認

  • 場所によっては「撮影禁止」のマークがあるので要確認。
  • 僧侶や参拝者を無断で撮影するのはNG。
  • 撮るときは邪魔にならないよう、一礼してから撮影するのも丁寧な心遣いです。

7. ペット・飲食物・喫煙は持ち込み禁止

  • 飲み物片手に歩く、ガムを噛むなども避けた方がよいです。
  • ゴミの持ち帰り・分別にも協力を。

🌸 まとめ

タイのお寺では「敬意と感謝」の気持ちが一番大切です。
難しいルールはありませんが、ちょっとした配慮で現地の人々に喜ばれ、旅の満足度もぐっと上がります。