タイ・パタヤに滞在していると、現地から日本や海外へ荷物を送ったり、逆に海外から荷物を受け取ったりする場面があります。お土産や買い物品、大型荷物など、状況によって利用方法や費用、注意点が変わります。初めてだと「どこで送るの?」「届いた荷物はどう受け取るの?」と迷うことも多いでしょう。
本記事では、パタヤでの国際郵便・小包の送付方法、費用目安、受け取り時の注意点や関税まで徹底解説します。これを読めば、荷物の送受信で失敗することはありません。

1. タイ・パタヤの郵便事情の基本
タイ国内の郵便サービスは Thailand Post(タイ郵便) が中心です。パタヤ市内にも主要郵便局があり、観光客でも簡単に利用可能です。
- 営業時間:月〜金 8:30〜16:30、土曜は半日営業、日曜休み
- 主なサービス:国内郵便、国際郵便、EMS(国際スピード郵便)、小包配送
パタヤ市内の主要郵便局:
- Googleマップ:Pattaya Post Office
- 住所:Pattaya City, Chon Buri 20150
観光客向けに英語表記もあり、指差しや簡単な英語で手続き可能です。

2. 国際小包の送付方法
タイから海外に荷物を送る場合、主に以下の方法があります。
2-1. 航空便(Air Mail)
- 到着日数:5〜10日程度
- 費用目安:500gで約400〜500バーツ、1kgで約700〜900バーツ
- メリット:軽量荷物に最適
- 注意点:追跡不可タイプもあり
2-2. EMS(国際スピード郵便)
- 到着日数:通常3〜7日
- 費用目安:500gで約600バーツ、1kgで約900〜1,200バーツ
- メリット:追跡番号付き、信頼性高い
- 注意点:航空便よりやや高め
2-3. 船便(Sea Mail)
- 到着日数:1〜2か月
- 費用目安:1kgあたり約300〜400バーツ
- メリット:大型荷物に最適
- 注意点:時間がかかる、追跡が不安定
2-4. 民間宅配便
- 主要サービス:DHL、FedEx、Kerry Express
- 費用目安:1kgあたり1,200〜2,500バーツ程度
- メリット:速くて追跡可能、ドア・ツー・ドア配送
- 注意点:割高
公式サイトリンク
3. 郵便局での荷物送付手順
- 梱包:ダンボールやプチプチでしっかり梱包
- 窓口で手続き:EMSか航空便を選択し、送り先住所(英語・郵便番号必須)を記入
- 料金支払い:重さに応じた料金を支払う
- 控え受け取り:EMSは追跡番号必須
- 追跡・到着確認:ウェブサイトで状況を確認

4. タイで国際郵便を受け取る際の注意点
4-1. 郵便局で受け取る場合
- 到着通知を確認して窓口へ
- パスポートと追跡番号が必要
- 課税対象の場合は税金支払い後に受け取り
4-2. ホテルやアパートへの配達
- EMSや民間宅配便はドア・ツー・ドア可能
- 受け取りはフロントで行う場合もある
- 配達時間の確認と事前連絡が重要
5. 受け取り時の関税・税金
タイでは海外から届く荷物に 関税・輸入税 がかかる場合があります。
- 課税対象:商用目的や高額商品(電化製品、化粧品、衣類など)
- 課税免除:個人使用の少額品(2,000バーツ以下の場合が多い)
- 支払い方法:郵便局や配達員に現金で支払い
- 税関書類:内容物を英語で正確に記入、金額を正確に申告
6. 受け取り時の注意点
- 追跡サイトで荷物到着を確認
- パスポート持参必須
- 高額荷物は課税額を事前確認
- 郵便局での受け取り期限に注意(通常7〜15日)
7. パタヤ内の便利な発送・受け取りスポット
- パタヤ郵便局
- Googleマップ:Pattaya Post Office
- EMS・航空便・船便対応
 
- Kerry Express
- ドア・ツー・ドア配送、受け取りも可
 
- DHL / FedExカウンター
- セントラルフェスティバル内など観光客でも利用しやすい
 
8. まとめ
- 送る場合:航空便・EMS・船便・民間宅配便の使い分け
- 受け取る場合:追跡確認、身分証提示、関税確認
- 梱包と税関申告書は丁寧に
- 大型荷物や高額品は民間宅配便が安心
これを押さえれば、パタヤ滞在中の送受信はスムーズかつ安心です。
