 
        タイ東部に位置するパタヤは、首都バンコクから車で約2時間。ビーチリゾートとして世界中の旅行者に愛され、マリンスポーツ、ショッピング、ナイトライフまで楽しめる街です。
「パタヤは一年中暑い」というイメージを持つ方も多いですが、実際には乾季・暑季・雨季に分かれ、旅行の快適さや楽しみ方が大きく変わります。
せっかくの旅を充実させるために、パタヤの気候を正しく知っておきましょう。
📅 パタヤの気候の基本
- 気温:年間を通して 25〜35℃前後
- 湿度:平均70%前後と高め
- 季節:乾季(11月〜2月)、暑季(3月〜5月)、雨季(6月〜10月)の3つに分かれる
バンコクと比較すると海風があるため若干涼しく感じますが、紫外線は非常に強いので日焼け対策は必須です。

🌞 季節ごとの特徴と旅行の楽しみ方
1. 乾季(11月〜2月)
- 平均気温:25〜30℃
- 降水量:少なめ
- 特徴:湿度が低く快適。ビーチリゾートを思い切り楽しめるベストシーズン。
メリット
- 海の透明度が高く、ラン島やサメット島などへの日帰りツアーに最適
- 観光もしやすく、遺跡や寺院巡りにもぴったり
- 年末年始はカウントダウンイベントや花火大会が盛大に開催
デメリット
- ハイシーズンでホテルや航空券が高騰
- 人気のホテルはすぐに満室になる

2. 暑季(3月〜5月)
- 平均気温:30〜35℃(最高気温が40℃近い日も)
- 特徴:日差しが強烈で日中の外出は厳しいことも。
メリット
- 海やプールで遊ぶのにぴったり
- 室内アクティビティ(ショッピングモール、アクアリウム、カフェ巡り)が充実
- 4月にはタイ最大の祭り「ソンクラン(水かけ祭り)」があり、街中が大盛り上がり
デメリット
- 暑さに弱い人には少し過酷
- 観光よりもリゾート滞在型の過ごし方向き

3. 雨季(6月〜10月)
- 平均気温:28〜32℃
- 特徴:午後から夕方にかけてスコールが多発。ただし短時間で止むことが多い。
メリット
- ホテルやツアーの料金が安く、コスパ重視派におすすめ
- ビーチや観光地が空いていてゆったり楽しめる
- 雨上がりの涼しさや虹も魅力
デメリット
- マリンアクティビティが中止になる日もある
- 道路が冠水しやすく、移動に時間がかかる場合がある
📊 月ごとの気候の目安
| 月 | 平均気温 | 降水量 | 特徴 | 
|---|---|---|---|
| 1月 | 26℃ | 少ない | 乾季・旅行の最適期 | 
| 3月 | 29℃ | 少ない | 暑季スタート | 
| 4月 | 31℃ | やや多い | ソンクラン祭り | 
| 6月 | 29℃ | 多い | 雨季入り | 
| 9月 | 28℃ | 多い | 雨季ピーク | 
| 11月 | 28℃ | 減少 | 乾季へ移行 | 
| 12月 | 27℃ | 少ない | ベストシーズン | 
👉 年間を通じて大きな寒暖差はないですが、雨の有無や湿度が快適さを左右します。
🏖 パタヤ旅行のベストシーズンは?
結論から言うと、乾季(11月〜2月)がベストです。
- 天候が安定して観光・マリンスポーツどちらも楽しめる
- ビーチの透明度が高い
- フェスティバルや年越しイベントも多数開催
ただし、ハイシーズンは価格が上がるため、**コスパ重視なら雨季(6月〜10月)**も検討の価値ありです。スコールは短時間で終わることが多いため、雨を避けてプランを組めば快適に過ごせます。
🎒 季節別の持ち物アドバイス
- 乾季:薄手の服、羽織れる上着(夜は少し涼しいことも)
- 暑季:帽子、日焼け止め、サングラス、冷感タオル
- 雨季:折りたたみ傘、レインコート、濡れてもいいサンダル
まとめ
パタヤは一年中楽しめるビーチリゾートですが、季節ごとに快適さと楽しみ方が変わります。
- 快適さ重視 → 乾季(11月〜2月)
- イベント&お祭り重視 → 暑季(3月〜5月)
- コスパ重視&穴場感重視 → 雨季(6月〜10月)
旅行の目的やスタイルに合わせて、自分にとってのベストシーズンを選ぶことが大切です。
