
タイの人気リゾート地「パタヤ」を訪れる旅行者が気になるポイントの一つが 公共トイレの清潔度や利用しやすさ です。観光やショッピングを楽しむなかで、安心して使えるトイレがあるかどうかは、旅の快適さを大きく左右します。本記事では、パタヤの街中や観光施設で見かける公共トイレ事情について、清潔度・利便性・利用時の注意点を詳しく解説します。

1. パタヤの公共トイレ事情の全体像
パタヤは国際的な観光都市であるため、バンコクやプーケットに次いでインフラが整備されています。ビーチロード沿いの観光施設やショッピングモール、寺院、テーマパーク、ガソリンスタンドなど、多くの場所にトイレがあります。
しかし、日本のように「無料でどこでも使える」「常に清掃が行き届いている」とは限らず、有料トイレや清潔度にばらつきがあるのが現状です。観光客は事前にトイレの場所や特徴を把握しておくと安心です。

2. ショッピングモールのトイレ:最も快適で清潔
観光客に最もおすすめなのは、大型ショッピングモールのトイレです。
これらのモールは、無料で利用でき、定期的に清掃スタッフが巡回しているため、非常に清潔。洋式トイレ完備で、トイレットペーパーや石鹸も常備されています。冷房が効いているため、暑い屋外から入るとホッとできるのも魅力です。

3. ビーチや街中の公共トイレ:有料が基本
ビーチロードやウォーキングストリート周辺には、公共トイレがいくつか設置されています。利用料金は 5〜10バーツ程度 が一般的。
- トイレットペーパーは備え付けられていないことが多く、自分で持参する必要があります。
- 清掃頻度は場所によって差があり、利用者が多い時間帯はやや汚れやすい傾向。
- 洋式よりも和式に近い「しゃがみ式トイレ」が残っている場所もあります。
特に夜間やイベント開催時は混雑するため、早めに場所を確認しておくと安心です。
「公共トイレの多くは5〜10バーツで利用可能。小銭を準備しておくと安心です。」

4. 寺院・観光施設のトイレ
ワット・プラヤイ(ビッグブッダ寺)やサンクチュアリ・オブ・トゥルースといった寺院・観光名所にもトイレがあります。
- 多くは無料または寄付制(募金箱に5〜10バーツを入れるスタイル)。
- 観光施設の規模によって清潔度が異なり、大型施設は比較的清掃が行き届いています。
- 一部では水桶で流すタイプのトイレが残っているため、初めての人は驚くかもしれません。
寺院の場合、トイレ利用時にも服装マナー(露出を控える)が求められることがありますので注意しましょう。
5. 長距離バス・フェリー乗り場のトイレ
エカマイやモーチットからの長距離バスでパタヤに来る際、バスターミナルのトイレを利用することも多いでしょう。
- パタヤ・バスターミナル(北バスターミナル)のトイレは有料(5バーツ前後)。
- 基本的な清掃はされていますが、日本と比べるとやや簡素。
- トイレットペーパーは持参必須です。
また、ラン島行きフェリーの出発点であるバリハイ桟橋にもトイレがありますが、観光客が集中するため清潔さはやや落ちます。
6. 清潔度・使いやすさの工夫
観光客がパタヤで快適にトイレを使うためのコツをまとめます。
- ポケットティッシュを持ち歩く
トイレットペーパーがない場合に備える必須アイテム。 - 小銭を準備
公共トイレは有料が多いため、5〜10バーツ硬貨があると便利。 - 清潔を意識するならモールを利用
観光の合間にはショッピングモールやホテルのトイレを活用。 - アルコールジェルを携帯
手洗い場に石鹸がない場合もあるため、衛生対策に役立ちます。
7. まとめ
パタヤの公共トイレは、モールは清潔・快適、有料トイレは簡素というのが大まかな傾向です。観光客が事前に準備を整えておけば、不便を感じることなく旅行を楽しめます。
「清潔で快適なトイレを使いたい」なら、ショッピングモールやホテルを頼りにするのが一番。逆にビーチや街中では小銭とティッシュの準備が重要です。
旅行中はどうしても避けられないトイレ問題ですが、事前に状況を知っておくだけで安心度はぐっと高まります。快適に観光を楽しむための参考にしてみてください。