バンコクのチャオプラヤ川クルーズ完全ガイド!観光船とオレンジフラッグ船の違い・料金・乗り方
バンコク観光で一度は体験してみたいのが、チャオプラヤ川の船旅です。
川沿いにはワット・アルンや王宮などの有名な観光スポットがあり、船に乗るだけでもバンコクらしい景色を楽しめます。
ただ、初めてだと「豪華な観光クルーズと普通の船は何が違うの?」「安い船でも観光できる?」「乗り方が難しそう……」と迷ってしまいますよね。
結論からいうと、景色を楽しみながら移動したいならオレンジフラッグ船や観光用のブルーフラッグ船、食事や夜景を特別な時間として楽しみたいならディナークルーズがおすすめです。
この記事では、チャオプラヤ川を走る船の種類や料金、乗り方、初心者が失敗しない選び方まで分かりやすく紹介します。
(※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。記事内の画像は現地の雰囲気をより楽しくお伝えするため、AI生成によるイメージ画像を使用しているところもあります。)
チャオプラヤ川クルーズとは?バンコク観光で人気の理由
チャオプラヤ川は、バンコクの中心部を流れるタイを代表する大きな川です。
川沿いには歴史ある寺院や王宮、ホテル、大型ショッピングモールが並び、道路から見る景色とは違ったバンコクの魅力を感じられます。
船から眺めると、伝統的な建物のすぐ近くに高層ビルが建っていたり、地元の人が利用する小さな渡し船が行き交っていたりと、タイらしい風景が広がります。
しかも、船によっては数十バーツ程度で乗れるため、高額な観光ツアーを予約しなくても川の景色を楽しめます。
一方で、食事や音楽、ライトアップされた寺院を眺めるディナークルーズも人気です。
つまり、チャオプラヤ川の船旅は、移動手段としても観光アクティビティとしても楽しめるというわけです。

観光クルーズと地元の船は何が違う?
まず知っておきたいのが、チャオプラヤ川を走る船には複数の種類があるということです。
大きく分けると、次の3種類を覚えておけば十分です。
| 船の種類 | 主な目的 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| オレンジフラッグ船 | 地元の人も利用する公共交通 | 片道19バーツ |
| 観光用ブルーフラッグ船 | 観光スポット巡り・乗り降り | 片道約30バーツ、乗り放題券は商品による |
| ディナークルーズ | 食事・夜景・船上エンターテインメント | 1人約800〜1,600バーツ以上 |
※料金は2026年10月時点で確認できた情報をもとにした目安です。観光船やディナークルーズは運航会社、チケットの種類、予約方法、時期によって料金が変わります。最新料金は各運航会社の案内で確認してください。
1. オレンジフラッグ船|安く移動しながら景色を楽しめる
オレンジフラッグ船は、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートが運航する公共の河川交通です。
地元の人の通勤や移動にも利用されていて、観光専用の豪華な船ではありません。
それでも、川沿いの景色を眺めながら移動できるので、旅行者にとっては十分に楽しい船旅になります。
料金は2026年10月時点の公式案内で片道一律19バーツ。日本円では数十円程度の感覚で利用できるため、費用を抑えたい人にはうれしい交通手段です。
ただし、船内の案内や観光ガイドが充実しているわけではなく、時間帯によっては地元の乗客で混み合うこともあります。
おすすめなのは、次のような人です。
・できるだけ安く船旅を楽しみたい
・観光地への移動と景色を楽しむ時間を兼ねたい
・現地の人が利用する交通手段を体験したい
・豪華さよりも気軽さを重視したい
「高いクルーズに乗らないと川の景色を楽しめない」ということはありません。まずは手頃な公共船から試してみるのもおすすめです。

2. 観光用ブルーフラッグ船|初めてでも利用しやすい
観光用のブルーフラッグ船は、観光客が主要な観光スポットを巡りやすいように運航されている船です。
オレンジフラッグ船と混同されがちですが、運航サービスは別です。
観光用の船は、観光地へのアクセスを意識した停船場所や案内が特徴。英語での案内が用意されているサービスもあり、初めてバンコクを訪れる人でも比較的使いやすいのが魅力です。
料金は片道約30バーツがひとつの目安ですが、1日乗り放題券などは別料金です。チケットの種類や販売条件によって異なるため、乗る前に確認しましょう。
こんな人に向いています。
・初めてのバンコク旅行で船の乗り方に不安がある
・観光スポットを効率よく巡りたい
・乗り場や降りる場所を分かりやすく把握したい
・公共船より観光客向けのサービスを重視したい
料金だけならオレンジフラッグ船が有利ですが、分かりやすさを重視するなら観光用ブルーフラッグ船も選択肢になります。
3. ディナークルーズ|夜景と食事を楽しむ特別な体験
チャオプラヤ川の船旅と聞いて、ライトアップされた大型船を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
それがディナークルーズです。
船内やデッキで食事を楽しみながら、ワット・アルンや川沿いのホテル、橋などの夜景を眺められます。船によってはビュッフェや生演奏、ダンスなどの演出もあります。
料金は船やプランによって幅がありますが、一般的なディナークルーズでは1人約800〜1,600バーツ以上が目安。料理や座席、船のグレードによってはさらに高くなります。
ディナークルーズは単なる移動手段ではなく、船上で過ごす時間そのものを楽しむアクティビティです。
記念日やカップル旅行、家族旅行など、特別な思い出を作りたいときに向いています。

オレンジフラッグ船と観光船、料金差はどれくらい?
ここは気になるポイントですよね。
オレンジフラッグ船が片道19バーツ、観光用ブルーフラッグ船が片道約30バーツなら、片道の差は約11バーツです。
| 比較項目 | オレンジフラッグ船 | 観光用ブルーフラッグ船 |
|---|---|---|
| 片道料金の目安 | 19バーツ | 約30バーツ |
| 主な利用者 | 地元の人・旅行者 | 主に観光客 |
| 観光案内 | 限定的 | 観光向けの案内がある |
| 乗り降り | 運航ルートと停船場所の確認が必要 | 観光スポットを巡りやすい |
| おすすめの人 | 安さ・ローカル体験重視 | 分かりやすさ・観光効率重視 |
※運賃は変更される場合があります。また、すべての船が同じ桟橋に停まるわけではありません。
1回乗るだけなら差額は小さいですが、何度も乗り降りする場合はチケットの仕組みによって総額が変わります。
ただし、安い方を選べば必ずお得というわけでもありません。目的地に停まるか、乗り換えが必要か、運航時間に合うかも含めて選ぶのがポイントです。
チャオプラヤ川の船の乗り方|初心者向けに解説
船に乗るのが初めてでも、基本の流れを知っておけばそれほど難しくありません。
STEP 1|まずは乗り場を決める
観光で利用しやすい代表的な乗り場が、サトーン船着場です。
BTSサパーンタクシン駅からアクセスしやすく、チャオプラヤ川の船旅を始める拠点として便利です。
📍 サトーン船着場(Sathorn Pier)
Googleマップ:
https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=Sathorn+Pier+Bangkok
BTSサパーンタクシン駅から徒歩数分が目安です。駅から川の方向へ進むと船着場があります。
なお、船の種類によって乗り場や乗船位置が異なる場合があります。現地の表示を確認してから並びましょう。

STEP 2|乗りたい船の種類と行き先を確認する
船着場に着いたら、まず乗りたい船の種類を確認します。
オレンジフラッグ船と観光用ブルーフラッグ船は別のサービスです。料金や停船する桟橋、運航時間が異なるため、船の色や案内表示だけで判断せず、行き先も確認しましょう。
観光用ブルーフラッグ船を利用する場合は、チケット売り場で片道券や乗り放題券など、目的に合ったチケットを確認します。
オレンジフラッグ船の場合は、乗り場の案内に従い、運賃の支払い方法を確認してください。船や乗り場によって販売方法が異なる場合があるため、現地の案内を優先しましょう。
STEP 3|乗船して目的地で降りる
船が到着したら、乗客の乗り降りを妨げないようにして乗船します。
船内では、次に停まる桟橋の名前を確認しておきましょう。聞き取りに自信がない場合は、スマートフォンの地図で現在地と目的地を確認しておくと安心です。
降りたい桟橋が近づいたら、降りる準備をしておきます。船は長時間停まらないこともあるため、荷物をまとめてスムーズに降りましょう。
初めてなら、目的地の英語表記をスマートフォンに保存しておくのがおすすめです。
船で行きたい!代表的な観光スポットと桟橋
チャオプラヤ川沿いには、バンコクを代表する観光スポットが集まっています。
ただし、すべての船が同じ場所に停まるわけではありません。乗船前に利用する船のルートと停船する桟橋を確認してください。
ワット・アルン|川沿いに立つ美しい寺院
ワット・アルンは、チャオプラヤ川沿いに立つバンコクの代表的な寺院です。
細かな装飾が施された仏塔が特徴で、昼間はもちろん、夕暮れからライトアップされる時間帯も美しいことで知られています。
📍 ワット・アルン
Googleマップ:
https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=Wat+Arun+Bangkok
対岸から眺める景色も魅力的なので、寺院に入場するだけでなく、川越しに写真を撮る時間も確保してみてください。
寺院を訪れる場合は、肌の露出を控えた服装を用意しておくと安心です。
ワット・ポー|巨大な寝仏で知られる寺院
ワット・ポーは、巨大な寝仏で知られるバンコクの有名な寺院です。
川沿いの観光と組み合わせやすく、王宮周辺と一緒に巡る人も多いスポットです。
📍 ワット・ポー
Googleマップ:
https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=Wat+Pho+Bangkok
船を降りてから徒歩で向かうルートは、利用する桟橋によって変わります。地図で入口までの道を確認しておくとスムーズです。
王宮・ワット・プラケオ|タイの歴史と文化を感じる
王宮とワット・プラケオは、初めてのバンコク旅行で訪れたい定番観光スポットです。
きらびやかな建築やタイの歴史を感じられる一方、敷地が広く、日中は暑さも厳しくなります。
午前中の早い時間に訪れるなど、暑さと混雑を考慮して計画を立てましょう。
📍 王宮・ワット・プラケオ
Googleマップ:
https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=The+Grand+Palace+Bangkok
初めてのバンコク観光でどこを回るか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
「バンコク1日観光モデルコース|初めての人が絶対後悔しない王道プラン」

どちらを選ぶ?目的別おすすめ
ここまで紹介した船の特徴を踏まえて、目的別に選び方を整理します。
とにかく安く船旅を楽しみたい人
おすすめはオレンジフラッグ船です。
片道19バーツという手頃な料金で、川沿いの景色を楽しみながら移動できます。
ただし、運航時間や停船場所を確認する必要があるため、初めて利用する場合は時間に余裕を持ちましょう。
初めてのバンコクで迷いたくない人
観光用ブルーフラッグ船がおすすめです。
観光客向けのルートや案内が用意されているため、主要スポットを巡る目的に合っています。
乗り放題券を購入する場合は、利用できる範囲や有効時間を事前に確認しましょう。
カップルや家族で夜景を楽しみたい人
ディナークルーズがおすすめです。
食事と夜景を一緒に楽しめるため、移動そのものよりも船上で過ごす時間を重視したい人に向いています。
人気の時間帯や船は予約が埋まることもあるため、日程が決まったら公式案内で料金や出航場所を確認しておくと安心です。
観光地を効率よく巡りたい人
行きたい場所と船の停船ルートを照らし合わせて選びましょう。
例えば、王宮周辺やワット・ポー、ワット・アルンなどを巡る場合、船で近くまで移動し、徒歩や対岸への渡し船を組み合わせると便利です。
「船に乗ること」自体が目的なのか、「観光地へ移動すること」が目的なのかを決めておくと、選びやすくなります。
チャオプラヤ川クルーズで失敗しないための注意点
初めて船に乗るときは、次のポイントを押さえておきましょう。
1. 運航日・時間は出発前に確認する
船の種類によって、運航日や運航時間、停船する桟橋が異なります。
特にオレンジフラッグ船は、時間帯や曜日によって運航状況が変わる場合があります。週末に利用する予定なら、平日の情報をそのまま当てはめないようにしてください。
公式サイト:
https://www.chaophrayaexpressboat.com/chaophrayaexpressboat?lang=en
2. 船着場を間違えない
近くに複数の乗り場やサービスがある場所では、目的の船と違う列に並んでしまうことがあります。
船の色だけで判断せず、行き先と運航会社の表示を確認しましょう。
3. 暑さと日差しに備える
バンコクは日差しが強く、日中はかなり暑くなることがあります。
帽子や飲み水を用意し、屋外デッキでは日焼け対策を忘れずに。船の種類によっては屋根や座席の環境も異なるため、暑さが苦手な人は乗船前に確認しておきましょう。
4. スマートフォンと貴重品に気をつける
船から写真を撮るときは、スマートフォンを水面に落とさないように注意してください。
また、混雑する乗り場では荷物を体の前で持つなど、基本的な防犯対策も大切です。
5. 乗り放題券は使う回数を考えて選ぶ
観光用の乗り放題券は便利ですが、乗る回数が少ない場合は片道券の方が安くなることもあります。
当日の予定をざっくり決めて、何回乗る予定なのかを考えてから選びましょう。
まとめ|目的に合わせて船を選べば、バンコクの川旅はもっと楽しい
チャオプラヤ川の船旅は、豪華なクルーズだけではありません。
安く移動しながら景色を楽しめるオレンジフラッグ船、観光客向けで使いやすいブルーフラッグ船、食事や夜景を楽しむディナークルーズなど、目的に合わせて選べます。
今回のポイントを整理すると、次のとおりです。
・安さとローカル体験を重視するならオレンジフラッグ船
・観光スポット巡りや分かりやすさを重視するならブルーフラッグ船
・夜景や食事を特別な思い出にしたいならディナークルーズ
・乗船前には運航時間、料金、停船する桟橋を確認する
初めてなら、まずはサトーン船着場から利用しやすい船を選び、短い区間から試してみるのもおすすめです。
道路の上から眺めるバンコクとは違う景色を楽しめるので、寺院巡りやショッピングと組み合わせて、ぜひチャオプラヤ川の船旅を体験してみてください。










