【タイ】空飛ぶロウソク!? 5月の夜空を火の粉が舞う「ウィサカブーチャ」の熱狂が凄まじい

【タイ】空飛ぶロウソク!? 5月の夜空を火の粉が舞う「ウィサカブーチャ」の熱狂が凄まじい

タイの「そんなんあるんや!」とツッコミたくなるカオスな文化シリーズ。今回は、来月5月にタイ全土で最も重要視される仏教の聖日「ウィサカブーチャ(仏誕節)」にまつわる、夜の幻想的な光景をご紹介します。

お釈迦様の誕生、悟り、入滅(亡くなった日)がすべて同じ日だったという奇跡を祝うこの日。タイ中の人々がお寺に集まり、手に火を灯したロウソク、お線香、そして蓮の花を持って、本堂の周りを3周回る「ウェンティアン」という儀式が行われます。

一見、静かで厳かな宗教行事……と思いきや、人が多すぎて「火の粉が降り注ぐパニック状態」になったり、超巨大な「空飛ぶロウソク」が登場したりと、その熱量はもはやフェス。静寂と狂気が入り混じる、5月のタイでしか見られない夜の絶景に迫ります。

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。また、記事内の画像は現地の雰囲気をより楽しくお伝えするため、AI生成によるイメージ画像を使用しております。実際の風景や人物とは異なりますので、エンタメとしてお楽しみください!

1. 5月の満月の夜、街から「お酒」が消える理由

まず知っておかなければならないのは、5月のウィサカブーチャの日は、タイ全土で「お酒の販売が完全に禁止」されるということです。バーもクラブも閉まり、コンビニのビール棚には鍵がかかります。

なぜなら、この日は国民全員が身を清め、お寺に行って徳(タムブン)を積む日だから。 「酒が飲めないならお寺に行こう!」というわけではありませんが、タイの人々にとって、この日の夜にお寺へ行くことは、どんなイベントよりも優先される一大行事なのです。夜8時を過ぎる頃、街のあちこちのお寺からお経の声が響き始め、夜の静寂が特別な熱気に包まれ始めます。

2. 視界を埋め尽くす火の海!本堂を回る「ウェンティアン」の試練

お祭りのハイライトは、本堂を時計回りに3周する「ウェンティアン」です。 参拝者は、火のついたロウソクと3本のお線香を両手で挟み、祈りを捧げながら歩きます。

これが数人なら美しいのですが、有名なお寺ともなると数千人が一斉に歩き出します。 前の人のロウソクの火が自分の服のすぐ近くにあったり、お線香の煙で前が見えなくなったり、風で火の粉が舞ったり……。 「熱い!」「煙い!」「でも徳を積まなきゃ!」という、信心深さと生存本能のせめぎ合い。

静かに歩く修行のはずが、気がつけば周囲は「火の海」。そのオレンジ色の光に照らされた人々の真剣な表情と、夜の闇に浮かび上がる黄金色の寺院のコントラストは、この世のものとは思えないほど神々しく、そして圧倒的にパワフルです。

3. 5月の夜空へ!願いを乗せた「巨大な灯籠」が飛び出す

一部の地域、特に北部のチェンマイや東北部の農村では、このウィサカブーチャに合わせて、空飛ぶロウソクとも言える「コムロイ(天灯)」が打ち上げられることがあります。

11月のロイクラトンが有名ですが、5月のこの日も「神様に願いを届ける」ために、熱気球の原理を使った巨大な紙灯籠が夜空へと放たれます。 漆黒の空へと吸い込まれていく無数の光。その一つひとつに、家族の健康や豊作への願いが込められています。

地上では火の粉にまみれ、空を見上げれば星のような光。5月の蒸し暑い夜風に吹かれながらこの光景を見ていると、「あぁ、タイに来てよかった」と、カオスな日常をすべて忘れてしまうほどの深い感動に包まれるはずです。

⚠️ コムローイ(天灯)に関する重要なお知らせ 幻想的な光景が人気のコムロイですが、現在は火災防止や航空機の安全運行のため、タイ全土で非常に厳しい規制が敷かれています。以前のように「どこでも、いつでも」飛ばせるわけではなく、許可されたエリアや時間帯以外での打ち上げは法律で厳しく禁止(罰金や禁錮刑の対象)されています。もしかしたらお住まいの地域や宿泊先では完全に禁止されている可能性も高いので、現地の最新ルールを必ず確認し、無許可での打ち上げは絶対に避けてください。

4. 徳を積みまくる!お寺の屋台は「無料」のパラダイス

この日のカオスな優しさを象徴するのが、お寺の境内に現れる「フリーフード」の屋台です。

「お寺に来た人たちに食事を振る舞うことも、最高の徳積みになる」と考える富裕層や地元の商店が、自分たちのポケットマネーで屋台を出し、参拝者に無料で料理を配りまくります。 パッタイ、カノムジーン(タイ風そうめん)、アイスクリームにジュース。

行列に並べば、誰でも「タダ」で美味しいタイ料理が食べられる。 信仰心からくるこの「与える文化」の凄まじさ。火の粉の中を歩いてヘトヘトになった後に食べる、無料のアイスクリームの味は格別です。宗教行事なのに、どこか温かい炊き出しのような、家族的な雰囲気が漂うのもタイらしいポイントです。

5. ウィサカブーチャの夜を「安全に」楽しむために

もし来月5月、この神秘的な夜に参戦するなら、いくつか注意点があります。

まず、服装は「白」が基本ですが、ロウソクのロウが垂れたり、火の粉で小さな穴が開いたりするリスクがあります。勝負服ではなく、汚れてもいい(でも露出の少ない)白いTシャツがおすすめです。 また、靴は脱いで本堂に上がることが多いため、脱ぎ履きしやすいサンダルで行くのがスマート。ただし、歩くときは前の人のロウソクに十分注意してください。

お酒が飲めない24時間ですが、その分、心と体がリフレッシュされる不思議な体験ができるはずです。

まとめ

・5月の満月の夜、タイ全土がお寺のロウソクで埋め尽くされる! ・火の粉とお線香の煙に巻かれながら本堂を回る、熱血すぎる参拝スタイル! ・空へと消えていく願いの光「コムロイ」が、5月の夜空を彩る! ・「無料」で振る舞われるタイ料理。徳積みの精神が作る温かなカオス!

深夜まで続く、ロウソクの光とお経の響き。 お酒の力に頼らずとも、数千人の信仰心が作り出すエネルギーだけで、街全体が「トランス状態」に入っているかのような特別な夜。

「そんなんあるんや!」と、火の粉を避けながら驚き、気づけば自分も両手を合わせて列に並んでいる……。 来月の5月、あなたもタイの夜の闇に溶け込み、オレンジ色の光の中で「自分だけの願い」を空へ届けてみませんか?

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